一般社団法人福山市歯科医師会ホームページにアクセスいただき、誠にありがとうございます。
本会は1921年(大正10年)に設立され、2021年(令和3年)に100周年を迎えた、永い歴史を持つ公益団体です。福山市(新市町を除く)で開業・勤務する歯科医師245名(正会員231名、勤務会員7名、準会員7名)で構成されています(令和7年6月1日現在)。
市民の皆様が食事を楽しみ、心身ともに健やかな生活が送れるようお手伝いをし、生きている喜びを実感できる充実した社会の実現に寄与することを使命として、これまで活動してまいりました。
福山市歯科医師会は、「休日応急歯科診療」や「障がい者歯科診療」を行う【口腔保健センター】および地域の歯科医療人材の育成を担う【歯科衛生士学校】の2施設を運営している、全国でも数少ない郡市地区歯科医師会です。
主な活動内容としては、福山市各種歯科健診事業への協力や、市内各種イベントでの啓発活動、一般介護予防事業『お口の健康教室』の開催、地域ケア会議への参加等、福山市の医療・介護・福祉事業に参画・協力しております。
また近年では多職種連携にも注力しており、介護・福祉関係の方に向けた研修会の開催、要介護の方に対する歯科訪問診療紹介事業を行っております。病診連携においては、全国に先駆けて周術期口腔機能管理を推進しており、福山医療センター・福山市民病院・中国中央病院をはじめとする福山市内の15医療機関と連携システムを構築し、がん等の術前・術後の口腔機能管理を実施しております。その他、学校歯科検診への協力、警察協力歯科医としての協力体制の確保、産業歯科健診事業等のさまざまな事業を行なっております。
さらに、会員への歯科医療情報や学術情報の提供等を密に行い、歯科的知識・技術の向上を通じてより質の高い歯科医療を地域に提供すること、医療・介護・福祉制度の適正運用に関する情報提供を行うこと、医療安全の推進や医療DX・デジタル化へ対応できるよう会員医院を支援することなど、時代の変化・需要に対応できる歯科医院づくりを地域全体で行っております。
『福山市民のみなさんがあまねく健やかで幸せな生活を営めること』を願う地域の志ある歯科医師たちが集い、一歯科医院の力では決して成し得ることのできない数多の社会的活動に取り組み、そして各地域で日々の診療を行うことを通じて、より優しく明るい社会となることを願っております。
一般社団法人福山市歯科医師会
会 長 吉田 知生